頭カラッポの方が夢詰めこめるブログ

ADHDの血をひく見習い魔女が日出ずる国にて馴染もうと奮闘中。設定曖昧。

某ADHDが考える、頭でっかちの回避の仕方について

ごきげんよう

どうも極東の魔女見習いです。

今回は魔女全然関係なく、ADHDが陥りやすい「頭でっかちになった時」の説明と、私が個人的に実践している対応策を書こうと思います。

 

まず、「頭でっかち」とは何なのか。

平たく言えば、考えだけがたくさん浮かんでどれから行動したらいいかわからない状態を私はこう呼んでいます。

「口だけ」とも言うかも。

しかし、ADHDである、私の頭の中はの話ぬなりますが、電気屋さんのテレビコーナーみたいに私の視界関係なくテレビが並び、それぞれのテレビが何かを映して、何か音が流れてるって感じです。

昔ディズニーランドにあったアトラクションのビジョナリアムに近いです。

ただし、映像や情報は繋がっておらず、いろんな情報が頭の中を常に流れてる感じです。

視界から見えない後ろ側のテレビは、たまに振り返って目に入っちゃう感じです。

これは個人差があると思うので言い切りたくはないですが、感受性が高すぎて、私が処理できる情報以上に私の脳は常に何かを捉えているんだと思います。

だからテレビを見てて思わず呟いたとこから会話を始めちゃったりするのですが、相手にはテレビが見えていないですから、今までのテレビの内容を慌ててなんとかまとめて話すけど大体が意味不明な発言となります。

夢見てて寝言言っちゃった感じ。

 

で、ADHDというか、考えてから行動する人というのは、考えなしに体を動かすことがないので、体力がない傾向にあると思います。

それでも、成長期や生理終わり、穏やかな天候が続く日は体力が普段よりある時もあります。

 

そして、考える力と体力は別々のゲージだと考えることが大切かと思います。

普通の人より考えやすく、体力がないので、体力ゲージがピンチの時にも頭は平常運転で考えていると、行動に移せないので考えばかりが浮かび、結局何もしない1日だったと自己嫌悪する傾向にあると思われます。

自己嫌悪が重なると、自己肯定感も下がるので是非意識してほしいのですが、「やりたいと言うだけ」で行動できない時は、ご自分がグズなのではなく、何かが足りておらず気力で乗り越えられないほどに疲労している可能性があります。

体力を回復するにはタンパク質はビタミンが必要になりますが、脳を回復させるにはブドウ糖になります。

お菓子は常温で日持ちするし、片手間に摂取できるものですが、体力回復には向いていません。

また、気温や湿度、空気にも気を配ってみてください。花粉や埃、カビの胞子が飛んでいる空間ではやけにイライラしたりします。

今の空間の何かが不快だから気が散って集中できない場合があります。

何が不快か、自覚するほどはっきり汚れていないものが何かあるかもしれません。

勉強する気にならない場合は、机が意外と埃だらけ、机の上が物置になっているので、片付けるところから始めなければいけない、使い勝手が悪い、とか、本人のやる気とは違う場所に原因がある場合もあります。

また、体力が足りない可能性の他に是非見落とさないで欲しいのが、「精神状態」です。精神力、心、気持ち、感情、色々な言葉に散らばっていますのでいまいち言葉選びが難しいですが、「頭ではわかってるんだけど」という時は、心理的には納得していない場合が多い気がします。

「頭ではわかっている」のは、多分「こうした方が喜ばせるんだろうな、迷惑にならないんだろうな」という一般論の場合が多い気がします。

つまりここ重要なのですが、「自分の気持ち」じゃないんです。

本当は「こうしたい、したくない」という気持ちがあるはず。

それをまずは見失わないでほしいです。

こうしたいという「自分の気持ち」を主軸にして考えることが大切です。

軸を「他者の要望」にしてしまうと、一気にハードルがあがります。

例えば、「親を喜ばせたい、親に迷惑をかけたくない」という考えは、「親の要望に応える」ことであり、自分がやりたいかやりたくないかは関係なくなってきます。

やるしかないし、失敗もできなくなります。

まずは自分の考えを主軸にする。

陥りやすい例としては、「大学卒業できないかも」にしてみます。

特例として、高校や大学は、義務教育とは違い、授業一回もお金を払って受けています。

「お金を払っても受けたい授業を受け、知識を増やしたい」という要望があると前提に考えます。

親御さんが学費を出してくれている場合は、卒業が親孝行という目標であるということができると思います。

この場所の親孝行は、「親を喜ばせる、親に迷惑をかけたくない」ではありません。

「最低ランクでもいいから現役で卒業する、又は留年してでも中退はしない」です。

「親を喜ばせる、親に迷惑をかけない」という大きなジャンルの中に、

・学校卒業

という項目がある感じです。

並べると一気に負担になります。

頭でっかちになる時は、大小のジャンルと項目をとにかく羅列している場所があります。

適切な大きさに分解することが大切です。

更に重要なのは、

「親を喜ばせること」と「親に迷惑をかけない」ことは2つの項目に分かれます。

「親を喜ばせること」は、学校で例えるなら、首席で卒業するとか、相当ハードルが高い目標になります。失敗、単位を落とす、赤点、留年、中退、学校を休む、授業をサボる、全てあり得ません。

ですが、「親に迷惑をかけない」について考えるなら、赤点でも単位を落としても、卒業できればいいのです。

そして、留年という選択は、卒業できたなら大した問題ではないのです。

 

もちろん中退することも大切な判断です。

自分に合わない場所に無理に居続けることはありません。

「自分の気持ち」を主軸に置いたら、全て「グズだから」なんていうことはないのです。

「グズだから」という言葉すら、「動いてほしいときに動かない」という他者の評価です。

 

どうして動けないのか、それには必ず理由があると思います。

普通の人より色んなことに反応して疲れるし、普通の人は感じてないから普通の人のアドバイスでは解決しないケースもあるかと思い書きました。

走り書いてるので、いつかもっと端的にまとめたいですが、今は書きたいことを一通り書き出すことを大切にしたいと思います。

ではまた。